(絹糸シリーズ)モスアゲートのマクラメ編みペンダント 〜element〜
その名の通り、まるで苔(モス)が入り込んだような
瑪瑙(めのう)です。
石の表面にカットが施こされているので
一枚の磨りガラスの向こう側にしっとりモコモコ
と柔らかい緑が透けて見えるような景色は、
どこか朝の窓辺からの風景を連想させてくれます。
あるいは、雪や霜の下からわずかに覗いて見える
苔むした地面。
モスアゲートの緑色の景色は、深い癒しと鎮静を
もたらし、自然界の中に在る自分としての
本来の立ち位置を見つめ直すような謙虚さを
思い出させてくれるかのようです。
本来の立ち位置、というのは、〈base〉であり
〈home〉であり〈element(元素)〉とでも
いうような感じでしょうか。
その本来の自分自身である時
人はとてもシンプルで、愛に満ちているのだと思います。
低くも高くも見ようと(見せようと)せず、
価値に評価する意識さえ無い。
編み上がった時、立っているその場所に滴った
一雫のような、そんなイメージが浮かびました。
絹糸は野蚕(タッサーシルク)で、
コブナグサで丁寧に手染めされたもの(深緑色)をメインに
エンドのタッセル部分には他の染めのものも
合わせてグラデーションにしました。
モスアゲートの大きさは、縦約3センチ、横約2,2センチ
トップとエンドに14kgfビーズ
アジャスターは水晶を使用しています。
首紐の長さは最長約80センチで、頭をくぐらせて装着し
2本をまとめている水晶部分を軽く押さえながらスライドさせて
長さを調節してください。
絹糸の性質もあり、装着していると
ペンダントトップの重みで下に下がってくることがありますが
装着して長さを調節した後、水晶アジャスターの下で
一回結んでおくと、下に下がりにくくなります。
はずすときにも、一回結びならすぐにほどけますので
大丈夫です。お試しになってみてください。